おすすめオイルシリーズ

えごま油とは、シソ科の一年草「えごま」の種子を搾ってとった油です。


えごまは、葉は香草として使われ、実は油をとるのに使われます。


 
韓国料理店などで葉で焼き肉を巻いて食べたことがある方もいるかもしれません。 シソにそっくりなので日本では「しそ油」と呼ばれることもあります。


 
名前は「しそ油」なのに中身はえごまの実の油…なんだかちょっとややこしいですね。


東北では「ジュウネン」と呼ばれていますが、その謂れには「食べると10年長生きする」 「10年保管していても播けば芽を出す」といった説があるようです。


 
えごまの効能や生命力は昔から知られていたのですね。


 
 
えごま油が「身体に良い」と言われる最大の特徴は、「α-リノレン酸」というオメガ3系脂肪酸を豊富に含むこと。


同じようにα-リノレン酸を含むといわれる食品に「亜麻仁油」があり、混同されている方やどちらを選べばよいか迷っている方も多いようです。


 
 
亜麻仁油」と「えごま油」にはどんな違いがあるのかを調べてみました。


 
 
α-リノレン酸の量はほぼ同じですね。


亜麻仁油には女性ホルモンに似た働きがある「アマニリグナン」という成分が含まれるため、更年期障害の改善などに利用されることもあるようです。 


 
えごま油に含まれる「ロスマリン酸」には抗炎症作用、抗酸化作用がありアレルギー反応を抑える効果があるとされています。また「ルテオリン」には抗肥満効果があるそうです。


 
味や風味は感じ方に個人差もあり、製品によっても大きく変わりますので、一度好みに合うかどうかを試してみて、お好きな方を選ぶとよいでしょう。